DVD・コミックマニアの日記

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コミック 「刃牙道」グラップラー刃牙シリーズ 板垣恵介 作 についての紹介です。

グラップラー刃牙シリーズの最新作で今回のメインキャラはあの宮本武蔵、という設定です。刃牙シリーズは個性豊かなキャラが数多く登場し、それらのキャラが1対1で対戦するというストーリーですが本作の宮本武蔵は剣を手にして対戦相手と戦うという、ちょっと珍しいストーリーです。主人公の刃牙がようやく宮本武蔵と戦う事になるのですがこの刃牙という青年の生い立ちは非常に複雑で父親が地上最強の生物、という何とも異質な設定で刃牙は以前にこの父親に勝っています。マス大山を連想させる空手の達人や中国拳法の達人、軍人で格闘家、プロボクサー等、じつにうまい設定のキャラが出てくるのが楽しいです。しかも、喧嘩をするのにリングの上とは限らず突然、路上で喧嘩が始まる事も多々あり、展開が読めません。格闘漫画の中では「TAHGH タフ」等が正統派ではないかと思いますが駆け引き、設定の面白さで比較すれば甲乙つけがたい内容であると僕は思います。個人的に好きなキャラは喧嘩の達人の花山 薫というキャラで彼を主人公にした外伝もオススメです。作者が格闘技好きな事が非常にわかる娯楽性の高い内容なので格闘漫画に興味のある方もない方も是非一度ご覧ください。

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