DVD・コミックマニアの日記

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2回目の紹介・・映画 ブレードランナー ハリソンフォード主演 についての紹介です!

最近になってブレードランナーの新作が公開する事になりましたが、僕はこの映画を公開当時からこの作品の熱狂的なファンである兄の影響で10回くらい見ていました。まだ10歳位の時に初めてこの映画を見た印象は、なんだかよくわからないけどすごい、という事でしたが改めて今見直してみると当時にしては何と革新的な映画を作ったのだろうと思いました。リドリースコット監督の溢れんばかりの才能が随所にあふれ、ただただ平伏するだけです。さて、肝心のストーリーですが2019年、荒廃する未来の中でアンドロイド的な位置付けのレプリカント・・・の内の4人が反乱を起こします。といっても些細な逃走しか出来ないに近いですが。。理由はレプリカントは4年しか生きる事が出来ず、人間のような生存本能を持つ彼らは製作者に延命を求めるのですが叶わず、主人公のレプリカントを殺す事が仕事になっているブレードランナー=ハリソンフォードに追い詰められていきます。悲劇の敵役にこれまた名作中の名作、サルートオブザジャガールトガー・ハウアーがこれでもか!といわんばかりの名演で物語はクライマックスに向かいます。ヒロインにはショーン・ヤング、その他にもダリルハンナ等素晴らしすぎる配役と脚本です。単なる映画にとどまらず、人間の創作意欲や、芸術性は極めればこれほどの大事を成し得るのか、という力強さを間違いなく体感できます。物語は最終的にレプリカントの敗北で終わるのですが、この映画が何を伝えたいのかという事は各諸説あると思いますが、僕は結局、この映画で監督が伝えたいのは、人間の根源的な力、継続的な努力はとてつもない事を成し得るからみんな頑張ってとてつもないことでも成し遂げて行こう、という熱いメッセージではないかと勝手に解釈しています。悲しい事があれば見て元気を注入したい映画の代表です。ぜひアマゾンなどで購入してください。

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